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エステ経営者の現実!平均的な年収と年収アップの方法は?

2018.10.30

エステ経営者といっても一人サロン、店舗展開、マンションサロン、店舗サロン小規模から大手まで形態は多種で一概にまとめられません。

エステティシャンの平均年収は300万〜400万と言われていますが平均以下の200万代もあれば高収入を得ているエステティシャンも大勢います。

そんなエステティシャンが開業した場合、または他業種から参入開業した場合の収入はどれくらいなのでしょうか?また年収アップのために必要なことはなんでしょうか? ここでは最も多い個人経営者の年収についてさっそくみていきましょう。

エステサロン経営者の年収格差

独立開業すると年収もあたりまえのように増収するもんだ! と思っている方も多いようですが個人エステ経営者の年収は開業時は赤字に陥る場合も多いようです。

やっとの思いで独立開業までこぎつけてもオープンしてみると肝心の顧客がいないから売上が上がらず利益も出ないという単純な理由です。

 

いざ開業してみると組織に属していれば不要な仕事も独立開業後は全て自分でやらなければなりません。集客からそのプランニングまで誰も代わってくれませんし指示を仰ぐ立場から一転、指示を出す側になります。

独立するとエステティシャンとしての技術だけではなくスタッフの雇用から教育、極端にいうとハサミ1本、コピー用紙1冊も誰かが用意してくれていたものを自分のお金で買って自分で準備しなくてはいけません。

どうでもいいような誰でもできるような些細な業務だと軽くみていたことがズシッと肩にのしかかってきます。

こんなはずじゃなかった・・・ と悔やんでも後の祭りです。

そのままズルズルいけば収入は上がるどころか独立するよりも雇われている時の方が安定して保証もあったのに今では自分のお給料さえ捻出できるかどうか・・・とこれが現実です。

エステサロン経営者の年収をアップする方法は、たった一つだけです。売上を上げて利益を出すこと! これが全てといって過言ではありません。

エステサロン経営者の理想と現実のギャップ

年収がたとえ低くてもやりがいを感じ満足しているなら現状のまま変える必要はないですが、年収をアップさせ尚且つ仕事へのやりがいや満足感を達成したいなら理想と現実のギャップを埋めるしかありません。


売上と施術、結果とプロセスは相対するテーマです。一生懸命施術をしてお客様の為になるアドバイスをして差し上げて感謝されている。そのことに大きな喜びややりがいを感じるエステティシャンや経営者は多いと思います。

従業員として勤務しながら、自分が独立開業したらこんなサロンにしたい! お客様にはこんなサービスをしてあげたい!と夢を思い描きやっと開業して経営者になった時、この相対するテーマで悩み続けることが多いのです。

最高の施術やサービスを提供して顧客に寄り添うアドバイスをしているのにも関わらず売上が上がらないからです。

雇われている時には想像もしなかった現実が襲ってきます。一生懸命に施術をしてお客様が喜べば売上は勝手に上がるもんだと信じて疑わなかったから起こってしまう現実とのギャップです。

一生懸命に施術をしてお客様が喜ばれても売上は上がりません。

お客様はお世辞でもなんでもなく心からよかった! と思っているにも拘らず売上は上がらないという理想と現実のギャップです。

なぜそのようなことが起こるのでしょうか? もう少し詳しく見ていきましょう。

エステサロン経営者の理想と現実のギャップ: リピート率

熟練した最高の施術なら誰もが望んでいます! そう思っていませんか? そもそもそこにギャップがあるのです。お客様はプロフェショナルではありません。最高の施術に興味はないのです。最高の施術かどうかもわからないのが現実です。興味があるのはその施術が自分に対してどうなのか?

自分の問題や悩みが解決できるのかどうなのか? そのこと以外興味はありません。そんなバカな・・・と思うかもしれませんが現実です。

そもそも来店の目的はなんなのでしょうか?エステサロンの場合は初回お試しやコースの体験価格で通常の価格より割安で受けられることが多いです。

エステサロンの体験に来られたからといってもサロンの提案していることで悩んでいるとは限りません。痩身サロンなのにお客様は「リラックスして疲れを取りたい」それだけかもしれませんし、特に目的をもって初回来店される方の方が圧倒的に少ないのです。

最高の技術を提供してもお客様の目的とズレているとリピートにはつながりません。ではどうしたらいいのでしょうか?技術の語言化です!

技術者にありがちは失敗ですが、技術力を過信して独立開業後にリピートがとれなくて苦労することです。当然収入も上がりません。

その技術が「リラックスして疲れを取りたい」あなたになぜ必要なのか?

または「リラックスより結果がほしい」あなたになぜ必要なのか?

技術を続けることであなたの未来はどのように変化するのか?

この技術を続けない場合のリスクはなんなのか?

この技術を続けた場合のリスクはなんなのか?

このことをわかりやすく丁寧に言葉にしてお伝えすることが必要です。

技術の手法や手技の解説にお客様は興味はありません。あくまでもお試し(体験)に来たのであって身体、肌の理論や講義を聞きにきたのでも、「この状態はヒドイですね! どうして今まで放置して他のですか? 」なんて言うお説教を聞きに来たわけではないのです。

エステサロン経営者の理想と現実のギャップ: 新規集客

リピートと同時にエステ経営者の年収がアップしない原因に新規集客があります。 雇われているときは会社が行っていた新規集客も経営者になれば自分でやるか誰かに依頼して行います。

つまりマーケティングです。

インターネット集客は当然のように主流ですが個人エステ経営者で独立開業した場合業者に依頼をかけると経費がかかりすぎます。

かといって何もしなければお客様は来店しません。世間のユーザーは独立開業したことをしらないですしここにエステサロンがあることも知りません。

どうやって認知させるのか? が新規集客のポイントですが経費をかけて宣伝広告したからといって集客が成功するともかぎらないのです。

新規集客はエステ経営者の収入にかかわる最重要事項ではありますがフェースブック、インスタグラム、ライン@、リスティング広告、ポータルサイト、ブログなどのオンラインとチラシ、紹介、看板などのオフラインは同時にやるべきです。特に個人サロンの場合はお金をかけない集客が利益を生んでくれます。開業したサロンにあったメディアが何なのか?オンラインが苦手でもすぐにできる無料ツールはたくさんあります。露出を増やしてまずは認知です。

そのうち口コミでお客様がきてくれるというのは世界的に有名であったり日本中から「ぜひ受けたい」と人が殺到するほどの技術力ならあるかもしれません。

技術に自信があってもそこまでは・・・ならマーケティングはエステ経営者の収入をアップさせるためには必ず必要です。

オンラインとオフラインのメディアミックスで一人でも多くの対象者に知ってもらうことから新規集客ははじまります。

エステサロン経営者の理想と現実のギャップ: 時間管理

エステ経営者が独立をして年収をアップさせるには時間の管理が必要です。管理されていた側から管理する側にかわるということは自己管理がますます収入に関係します。後回しにしていることが優先事項だったり今すぐやらなくてもいいことに神経をとがらせたりして1ヶ月が終わってみると「なにやってたのかわからない」という結果に愕然とすることも出てきます。

こんなはずじゃなかった・・・ と悔やんでも後の祭りです。

そのままズルズルいけば収入は上がるどころか独立するよりも雇われている時の方が安定して保証もあったのに今では自分のお給料さえ捻出できるかどうか・・・とこれが現実です。

エステサロン経営者の年収をアップする方法は、たった一つだけです。売上を上げて利益を出すこと! これが全てといって過言ではありません。

利益があってもなくても収入を得ていた従業員時代と違うのは赤字でも支払いは待ってくれないということです。

もちろん今月はお客様が少なくて・・・も体調がすぐれなくて・・・も通用しませんから全て自己責任ですね。あたりまえですけど。

自由にできる経営者だからこそ時間の自己管理が経営者の収入のアップに必要です。開業後はとくにはじめての業務や雑務に追われがちになってしまって肝心の新規集客やエステサロンの売上に直結するタスクを後回しにしがちです。またはお客様が少なく空き時間が多いため暇をもてあますのです。いつ来るか、いつ来るかとお客様がくるのをじ~と待っている状態です。待っていてもお客様は来てくれません。

エステサロンの場合はクーポンサイトに掲載するのもを一手です。掲載費が無料ですしクーポンを購入された方から予約が入ってきますので空き時間には新規来店のリピートのとり方を最優先に工夫をこらしたりサービスを増やしたりと案を書き出して実行することに時間を使いましょう。

一人経営でも時間割や業務ノートを毎日作成してその予定通りに行動するクセをつけるのも経営者の収入をアップさせる方法です。

エステサロン経営者の理想と現実のギャップ: スタッフ教育

独立開業してスタッフを何人か雇用するとスタッフ管理と教育が必要です。挨拶の仕方からサロンワークでの動き方、技術指導にカウンセリングと一から教えて育てていきます。スタッフ同士のチームワークが悪いサロンは売上も上がりません。エステ経営者とのコミュニケーションが悪い場合も同じです。

特に経験者や中途採用者を雇用する場合はエステ経営者とスタッフの考え方の違いや技術指導や接客において自己流を押し通そうとするのが経験者です。

経営者の方針と実際に行っているサロンワークがチグハグではお客様に心から信頼を得たりファンをつくることはできません。

そんなチグハグなサロンでは個人プレーのような売り上げは確保できますがサロン全体での売り上げアップは望めません。そうなると一部のスタッフだけが売上があがるかもしれませんがサロン全体では低迷してエステ経営者の年収も低迷することになります。

エステ経営者が独立して年収をアップさせて安定した売り上げを確保するためにはスタッフの教育が肝心かなめの業務になってきます。

エステ経営者の考え方とエステサロンのコンセプトが教育の基本になります。サロンワークも技術指導もすべての行動や動きはお客様目線での発信で教育することに統一して行うとスタッフも育ちやすくやりがいも感じやすいのです。

エステ経営者の年収をアップさせるにはスタッフの協力が不可欠です。お客様はもちろんですが、まずはスタッフが働いている自分のお店に対して将来の夢や希望を託せるように今後のビジョンや計画を経営者自身がもつことが大切です。

まとめ

エステ経営者の年収は1,000万以上をすぐに手に入れる経営者もいればスタッフよりも長時間働いてようやく生活が成り立っている経営者まで色々ですが同じ業種で同じような業務をこなしているのに独立後の年収に大きな開きがでてくるのは売上の差です。

独立開業後の年収をアップするにはエステ経営者の現実と理想のギャップを行動で埋める以外に方法はありません。

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