新規のリピート率はゴールを明確にすると３倍に増える！
2018.02.24
あたりまえの事なのですが次の予約がなければいけません
次の予約→イコールリピートです。
それは飲食業や服飾の店舗さんと違って計画が立てやすい利点だと思います。
リピート（次の予約）が入らないのか入れられないのか、どちらにしてもエステサロンや
整体、リラクゼーションマッサージ、美容室のようなサービス業では次の予約が入るか
どうかで月商は大きく差がでます。
エステサロンの場合は初回体験コースや初回お試しの割引コースを設けているサロンがほとんどです。新規来店したけれど「気持ちよかったですーまた来まーす」で終わってしまい次の予約がない…ということは体験だけで終わってしまったということになります。
これは緊急に解消しなくてはならない大問題です。
せっかく苦労して新規集客しても穴のあいた鍋に水をためようとしているのと同じで永遠にその鍋がお水で満たされることはありません。
新規で来店されてその日に次のご予約をして頂くにはどうすればいいんでしょうか？
とてもシンプルです。
あなたが買ってほしいと思っているコースか商品を新規のお客様に買って頂くことです。
どうすれば買って下さるのかしら？
それは、予約したくなる内容をご提案するだけです。
予約したくなる内容とは何でしょうか？
技術がいいから予約するのではありません。
「技術がよければ予約をする」
この当たり前のようなことをお客様にお伝えしているかどうかです。
ここを勘違いするとゴールがズレてしまうのです。
技術者が陥りやすい勘違い。
ベテランや腕に自信がある技術者こそ
はまりやすいゴールのズレを少し修正してあげるとリピート率は一気にあがります。
技術に自信があると、ついつい施術内容だけに重点をおいてしまいます。
お客様から嬉しいお言葉を頂いたりするとなお更です。
たとえば
「今までで一番よかったわ～」
「凄いですね～」
「お上手ですね～」
「またお願いしたいです～」などなどですね。
技術者としては、こんなに気にいってくれたのなら次のリピートもしてくれるだろう・・・と
思ってしまうのですね。
ところが・・・なのです！
ここにゴールのズレが出てきます。
お客様は本心で「よかった～」と言って下さってます。
決してお世辞で言ってるわけじゃないのです！
気持ち良かった～くらいはお愛想で言ってくださる事もあるかもしれませんが、ほんとに技術を気にいってなければ「今までで一番よかった」や「凄いですね～」とか「またお願いしたいです～」までは言ってくださいません。
技術者として精一杯のおもてなしをして、お客様の反応もいい感じ。
なのにリピートに繋がらなかった。
つまり次の予約を取らなかったということなのですが、ここで技術者が考えることはだいたい皆同じで、タイミングが悪かった・・かＤＭ出して呼び戻そうか、それとも「何がダメだったのーーーーー？」と落ち込むか。
たまたまタイミングが悪いこともあるかもしれません。
でも問題はそこではないのです！
お客様が褒めてくれた気持ちは本物です。
でも
「気にいったら予約する」とは一言もいっていないのです。
気にいったら予約する
気にいったら購入する
これが最終のゴールです！
山登りで例えると
最終地点に到達する前にこのゴールとゴールまでの道順をしっかりお伝えしておく。
できれば登り始める前のスタート地点で
「この登山のゴールはここですよ」
「ゴールまでのルートはここをこのように登ります」
という過程を教えてあげる方が親切です。
ゴールがわからないのに一生懸命頑張って山を登っても頂上の手前わずか１メートルでルートが解らず引き返すようなものです。
あと少しなのに頂上まで行けない‥。
あと少しなのにリピートに繋がらない‥。
行けない、繋がらないのではなく
ゴールへの行き方を教えてないから、お客様は迷ってるだけなのです。
新規様のリピート率を上げるためには
ゴールを見失わないようにしましょうね。
それでは
また明日～♬
