最強のスタッフ教育はすぐできる!この言葉だけは要注意!
2018.03.18
おはようございます! たかはしきょうみです。
サロンを繁盛店にして利益を出す。その利益をお客様に還元して理想のお客様を増やす。理想のお客様ばかりのサロンになればスタッフも働きやすくお給料も増える!スタッフがイキイキお仕事すれば更に売上も上がって経営者も嬉しくなる!これって理想の経営ですね。
水がよどみなく流れるようなサロン経営が理想・・そう思いながら長年やってきました(笑)失敗談も数多くめげてしまうことも多々ありましたけど、一番苦労したのは何と言ってもスタッフの教育ですね。理想のお客様に来ていただきたいですが、その前に理想のスタッフを育てることがサロン運営の要だということを実体験で学びましたので、このブログをお読みくださる方にお伝えして少しでもお役にたてると嬉しく思います。
1⃣ それやってます
2⃣ それ言ってます
3⃣ それ無理です
1⃣ それやってます 技術がなかなか覚えられなかったり、お客様へのカウンセリングが上手くいかなかったりすることが続くと、スタッフも落ち込みますね。そんな時に先輩や先生自身がアドバイスをすることも多いと思います。
そんな時に必ず出ます「あっそれやってます」と。 スタッフにそう言われたことはないですか? そんな時にせっかく教えてあげてるのに素直じゃないわね・・・と思ってしまいがちですが、本人は真剣にそう思って返答しているんですね「やっている」と。
結論は素直さがないわけなのですが(笑)
当の本人は気づいていない‥。
なぜでしょうね?
理由はやっているからなのです(笑)ちゃんとやっているのに出来ない。だから自分は悪くない、出来ないのは自分のせいじゃなくて他に原因がある。
そんな心理が働いて素直に聞けないのです。反対に素直な人はこう考えます。
やっているのにおかしいな?なぜ出来ないんだろう?どこか自分のやり方が間違っているのかもしれない・・・。もっと教えてもらおう・・・と考えます。
2⃣ それ言ってます これはカウンセリングの時によく出る言葉です。たとえば新規の体験のお客様を担当した新人スタッフが、なかなか契約までこぎつくことが出来なかったとします。
そんな時にもやはり先輩スタッフや先生がアドバイスをすることが多くなってきますね。サロンでのケースですが、新人スタッフで2名のスタッフに同じようにアドバイスしました。「お客様にここがどんなお店でお客様にこんなふうに変わって頂きたい」このことをきちんとお伝えするようにです。
一人は案の定「ちゃんと言ってます」と返ってきました。何を言っても「言ってます」の答え。このスタッフもちゃんと言ってはいるんですね(笑)マニュアルがありますから当然言っているのでしょうね。
そしてもう一人のスタッフの返答は?
「一応言ってるんですけど、伝わってないんでしょうか?」
「言い方が悪いのかもしれません」
2名のスタッフですがこの違いはとてつもなく大きいのです。
自分はちゃんとやっているので自分に非はない、だから「それ言っている」と言葉が出てきてしまうのですが、もう一人のスタッフはちゃんと言っているのに結果が出ていないから、それなら自分の言い方が悪いのでは?と自己反省が出来るのですね。
素直か素直じゃないかの違いだけなんですが
やはり素直なスタッフは順調に育っていき少しづつでも力をつけていつのまにか一流のエステティシャンになることが出来ます。
3⃣ それは無理です エステティシャンは技術者ですが基本、自分に負荷がかかることは嫌がります。特に手間暇がかかる事や苦手なことはやりたくないのです。まぁ誰だってそうかもしれませんね。サロンワークの中で突発的な緊急事態が発生することがあります。
まず予約ミスですね。あとはお客様の遅刻や前のお客様が長引いてしまったり・・・。そんな時にどうしても負荷をかけないとお客様にご迷惑をかけてしまうことが時々あります。
それから新しいキャンペーンや技術を導入した場合も出てくるのが「それ無理です」です。
それ無理です…それでは代替え案は?
無理ですを平気で口にするスタッフに限って代替え案なんかは考えてもいません。という事はただの文句なのです。文句が多いスタッフは他のスタッフの足を引っ張りやる気をそぎ落とすことが上手です。
そして本人に悪気がなく反対にスタッフが働きやすいように文句を言っている。と勘違いしているケースが意外と多いのでサロン経営者の方は注意が必要です。仮に仕事が出来るスタッフだとしても不要だと断言できますよ~😀
仮に1⃣それやってます2⃣それ言ってます3⃣それ無理です。ばかりが飛び交っているサロンだとしたら前途多難のような気配が漂っていますが一つだけ改善する方法があります。
これが一番効果的な方法です!
店舗経営でオーナー自身が勘違いしてしまうのですが、新しく出店するとします。経営者にとって、または新店舗を任される一部のスタッフにとっての目標は一致します。
同じ目標に向かって頑張ることも出来るでしょう。
ですがサロンが拡張して成長することはスタッフが望んでいる未来や希望とは違うのです。ここにギャップが生まれてしまうと経営者の願いとスタッフの願いはかみ合いません。
スタッフ一人ひとりに夢があるはずです。
その夢を叶えるのはスタッフ本人で経営者が代わりに叶えてあげることが出来ないように経営者の夢もスタッフに叶えてもらうことはできないのです。
お互いの夢と希望を叶えるために必要なのは共有できる目標です!
とてもシンプルでサロンの売上目標が経営者とスタッフが共有できる唯一のことではないかと思います。
これほど強力な目的はありません。そのために何をすればお客様が喜んでくださるのか?何が一番気に入ってくださるのか?そのために自分たちは何をすればいいのか?経営者は?
そこにスポットをあてて物事を考えていくと、結果が悪ければスタッフも経営者も考え方と行動を変えるしかないのです。
夢や望みが別々でもそれを叶える為に同じ目標に向かって1つになることができるなら、最強のチームワークとコミュニケーションが発生するのです。
そうするとスムーズにサロン経営ができるようになりますよ~❤
それではまた~